
Selamat siang! ジャカルタ在住の”きい”です。
引き続き、週末バンドン旅の後半レポをお届けします♪
今回は「Tangkuban Parahu(タンクバンプラフ火山)」エリアを中心にご紹介。
※まだ前編を読んでいない方は、ぜひこちらからどうぞ↓
Day2: 【絶景スポット】Tangkuban Parahu火山へ

ホテルをチェックアウトして、バンドン北部にある「Tangkuban Parahu(タンクバンプラフ火山)」へ向かいます。
標高約2,000mに位置し、今も活動を続ける活火山として知られています。
道中には、天然温泉の足湯スポット「Kawah Domas(カワ・ドマス)」もあり、自然に囲まれたエリアです。
頂上までの行き方は?

ホテルから火山の入り口までGrabタクシーで向かいました。
(※Grabアプリ上では頂上までは行き先を指定できず、「入り口の門」までしか行けないようになっていました。)
でも実は、頂上まで車で行けるとのこと!
運良く、Grabのドライバーさんがとても親切で、「この辺は電波が悪くてタクシーが捕まらないよ」と教えてくれました。
その場で直接お願いして、入り口から頂上までの往復を交渉→快くOKしてくれました◎
本当に電波悪かったです。 火山の入り口から車の手配必須!
危なかったです!(あくまで一例ですが、ドライバーさんは1時間あたり約700円で直接交渉してくれました。)

入場料は? KITASは使える?
入り口では入場料が必要です。 しかも、ローカルと旅行者で大幅に価格差あり。
私はインドネシアの居住証明(KITAS)を提示したのですが…
係員に「数年前からKITASは適用外になった」と言われてしまい、しっかり旅行者料金を支払うことに(泣)
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入場料2人分と車1台の通行料で約6400円。
残念でしたが仕方ないですね…。
ついに頂上へ!迫力満点の巨大クレーターに感動
車で山を登って行くこと約15分。
頂上に到着すると、目の前にはドーンと広がる巨大な火口!

立ちのぼる白煙、ふわっと香る硫黄のにおい…!
目に見える“生きている火山”のエネルギーに圧倒されました。
活火山をこんなに近くで見られるなんて、なかなかできない体験です。

頂上エリアには、
- 軽食が楽しめる屋台
- 地元産のお土産屋さん
- 火山石や硫黄の置き物
などがたくさん並んでいて、観光地としてもしっかり整備されています。

特にインドネシアらしいハンドメイドバッグに惹かれました!

ちなみに頂上のトイレは有料(20円程度)ですが、清潔でした◎
観光客は多すぎず、全体的にのんびりした雰囲気でした。
まとめ:Tangkuban Parahu 火山に行く前に知っておきたいこと
- 入場料は旅行者料金が適用されるので心づもりを
- エリアによっては電波が悪い→車の手配必須!
- 頂上まで車でアクセス可能
- 頂上のトイレは有料(Rp2,000/約20円)
- 火山の大自然とお土産さがしが一度に楽しめる観光地
【癒しスポット】Kawah Domasで活火山の足湯体験
車で山を少し下って、今回の旅で一番楽しみにしていた「Kawah Domas(カワ・ドマス)」へ。
ここには自然の足湯スポットがあるということで、前から気になっていたのです!

駐車場から目的地までは徒歩で30分ほど。
でも、入口で言われたのは…
「ここに入るには追加料金が必要で、さらにガイド同伴が必須です。」
Googleの口コミを見ても同じような体験をした方が多い様子でした。

最初は1人あたり約2,000円ほどの料金を提示されましたが、
「じゃあ今回はやめます」と言ったところ、
1,500円 → 1,000円…とどんどん値下がりしていきました(笑)
ローカル価格と一緒だと言われて、値下げはここまで。
入場料(ガイド料込み)1人あたり約1000円。
とはいえ、結果的にはガイドさんがとても親切で大正解でした!

道中ずっと英語やインドネシア語でたくさん話してくれて、語学レッスンみたいで楽しかったです。
写真もたくさん撮ってくれました!
追加料金でバイクで途中まで行けるみたいですが、道はしっかり舗装されていて高低差もほとんどなし。
徒歩でも全然ラクでした!

ただガイドさんによると、山の天気は変わりやすく、雨が降ると足場が悪いこともあるようなので運動シューズで行くことをお勧めします。
それと同時に、足湯後に拭くタオルの持参もお勧めします!
100%天然源泉の足湯体験!
約30分ほど歩いて、ついに到着!

白く濁った天然温泉とふわっと香る硫黄のにおい…。
ボコボコと沸騰している源泉が目の前にあって、まさに“活火山のパワー”を感じる景色です。

「ここは100℃あるから絶対触っちゃダメ!」とガイドさん。
ついつい触って温度を確かめたくなってしまいますが、本気で危ないのでご注意を。
なんと、温泉卵も作ることができるとのこと!
生卵(1個約50円)を売っているので源泉に1分ほどつけるとできるんだとか。
私は足湯に夢中になりすぎて、気づけば5分放置…。 結果、カチカチのゆで卵に(笑)
でもほんのり硫黄の香りがして、おいしかったです。

足湯はまろやかで肌はトゥルントゥルン!
足湯はいくつかあって、45°C、40°C、35℃と温度が違って好みの温度で楽しめます。
足をつけた瞬間、疲れがじわ〜っと抜けていくような感覚…。
「全身入りたい~!」と思うくらい気持ちよかったです。
(足の泥マッサージもお願いできるようですが、お断りしてしまったのでお値段は分かりません。)
湯気の向こうに見える緑も美しくて、大自然の中で過ごす癒しの時間でした。
活火山の温泉で足湯して、温泉卵まで作るなんて…クレイジーで最高な体験!
多少のハードルはあったけど、それを乗り越える価値アリのおすすめスポットでした。
まとめ:Kawah Domas に行く前に知っておきたいこと
- 足湯までは徒歩30分ほどの道のり
- 動きやすい靴、タオル持参推奨
- ガイド付きが必須と言われる(&追加料金あり)
- 温泉卵が作れる!
絶景カフェランチ「The Black Stump」
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朝早くから行動して、軽いトレッキングまで終えたころにはすっかりお腹が空いていました。
向かったのは、バンドンの自然を感じられる「The Black Stump」というカフェレストラン。
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店内に入ると…バンドンの街を一望できる開放的なテラス席!
緑に囲まれていて、空気も気持ちよくて、最高なロケーションでした。
ここでは、インドネシア料理はもちろん、ピザやステーキなどの洋食も充実。
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イスラム教徒が多い地域では珍しく、アルコールも注文OKでした。
旅先でのお昼の一杯、嬉しいですよね~。
ローカルドリンク「Asam Jam Madu」をトライ!
ドリンクメニューで「Traditional」と書かれていた「Asam Jam Madu」が気になってオーダー。
名前の響きからはどんな味か想像つかなかったけど、これが大正解でした!

スパイスが使われているらしいのですがクセはなくて、梅ジュースみたいなスッキリ味で飲みやすくて美味しかったです!
見つけたらぜひ試してみてください。
大自然のエネルギーを感じた週末旅
今回の旅のテーマは、「避暑地でまったり」。
その名の通り、山の澄んだ空気と天然温泉の足湯に癒されて、心も体もすっかりリフレッシュされました。

“非日常”を感じられる時間ってやっぱり大切ですね。
自然のエネルギーに触れながら、ただのんびりするだけでも特別な時間になる。
そんな旅ができるのが、バンドンの魅力だと思います。

次は「Kawah Putih」へ
今回は北エリア中心の旅でしたが、
ぜひバンドンの南にある「Kawah Putih(カワプティ)」火山湖にも行ってみたい…!
噂によると、硫黄のにおいが強すぎて長時間はいられないという、ちょっと“クセ強”なスポットらしいのです(笑)
景色はすごく神秘的で、写真映えも抜群なんだとか。
バンドンにはまだまだ魅力がたくさんありそう。
「また来たいな」と思わせてくれる場所に出会えて、とても充実した週末旅になりました!
おまけ:バンドン旅行の費用まとめ!
今回の旅行のポイントとかかった費用をまとめました。
バンドン旅行のポイント
- 所要時間:ジャカルタ市内から片道約2.5~3時間
- ホテル代:Rp 815.000(1部屋朝食付き)
- ディナー:「LIWET ASEP STROBERI」 2人でRp 1.917.000
- ランチ:「The Black Stump」 2人でRp255.000
- 入場料:Tangkuban Parahu火山 Rp 640.000(入場料2人+車1台)
- 足湯:Kawah Domas温泉 Rp 200.000 + 5.000(入場料2人+たまご1個)
- 持ち物:薄手の羽織り、動きやすい靴、タオル
- リラックス指数:★★★★★
※100Rp = 0.88円(2025年6月現在)