【インドネシア観光】ジョグジャカルタ市街 王宮宮殿とタマンサリ

Selamat siang! ジャカルタ在住の”きい”です。

ジャカルタから1泊2日で「Jogjakarta(ジョグジャカルタ)」に行ってきました!

ジャカルタから飛行機で約1時間で行ける、古都ジョグジャカルタ。

世界遺産・ボロブドゥール寺院をはじめ、歴史と文化が息づく街並みが広がる人気の観光地です。

ざっくりとしたスケジュールをまとめましたので、ご参考までにどうぞ↓

旅の前半、ボロブドゥール寺院についてはこちらの記事で詳しくレポしています。

タマンサリ:王族の離宮へ!

ジョグジャカルタは、王族制度が残る唯一のインドネシアの地方です。

かつて存在したマタラム王国の一部であり、18世紀にオランダとの協定により「ジョグジャカルタ王国(スルタン国)」が成立しました。

現在でもスルタン(王様)が地方の行政の長としての地位を持っており、これはインドネシアで唯一です。

Taman Sari(タマンサリ)は、王族のための水の宮殿です。

かつては離宮・庭園として使われ、現在は観光名所となっています。

  • 営業時間 9:00〜15:00
  • 入場料 Foreigner:Rp25,000 Domestic:Rp15,000
  • 所要時間 約1時間

私たちはKITAS(インドネシアの滞在許可証)を提示したため、インドネシア国民と同じ料金で入場することができました。

1時半ごろにタマンサリを訪れましたが、観光客で非常に賑わっていました。

フォトスポットとして知られる場所だけあって、多くの人が写真撮影に訪れており、人の映り込みを避けるのは少々難しいほどです。

現地ではガイドさんを頼むこともできるようで、より深く歴史や構造を知りたい方にはおすすめです。

建物の中に入ったり、上に登ることもできますので、ぜひお見逃しなく。

内部にはちょっとした展示物もあり、上からはかつての庭園を眺めることができます。

クラトン(王宮):王が今も住む宮殿!?

Kraton(クラトン)は、ジョグジャカルタの王宮であり、今も実際に王族が居住している歴史的・文化的な中心地です。

Kraton(クラトン)とは?

  • 王族の住居
  • 伝統儀式や祝祭の舞台
  • 博物館や観光施設(一般公開もされている)

タマンサリから徒歩圏内なので、合わせて観光するのがおすすめです。

私たちがクラトンを訪れた日は、インドネシアの祝日と重なっており、一般公開はされていませんでした

普段は伝統芸能の公演や王族の歴史に触れることができるようですが、この日は閉館していて中に入ることはできませんでした

ガムラン音楽、ワヤン・クリ(影絵)、宮廷舞踊などの実演が行われるのは、午前中の早い時間のようなのでご注意を。

それでも、門の外観や周囲の建築を見て回ることはできたので、王宮の雰囲気は感じることができました

敷地のスケールや門の装飾からも、ジョグジャカルタ王国の格式や文化の深さが伝わってきます。

祝日や特別な行事の日には公開が制限されることがあるようなので、

訪れる際は事前に開館状況を確認することをおすすめします。

マリオボロ通り:お土産通り

マリオボロ通りは、ジョグジャカルタのショッピングと観光の中心地です。

カフェ:KEDAI DJOEN

マリオボロ通りにあるレトロな雰囲気のカフェです。

周囲はお土産屋さんや露店が多くてにぎやかですが、このカフェは落ち着いた空気が流れていて、ほっと一息つける空間です。

パンなどの軽食やコーヒー、伝統的なドリンクを提供しています。

外から見るよりも店内は意外と広く、席数も多め。

涼しくて静かなので、観光の合間にちょっと休憩したいときにおすすめです。

お土産:BAKPIA PATHOK 25

ジョグジャカルタの定番土産といえば、BAKPIA(バクピア)

その元祖とも言われる老舗店を訪れました。

本店はマリオボロ通りから少し離れた場所にありますが、観光客や地元の人々でにぎわっていて、人気の高さがうかがえます。

店内では、出来立てのバクピアを試食できるのがうれしいポイント。

伝統的なフレーバーは、緑豆餡入りの「Kacang Ijo 25 Original」

パリッとした薄皮の中に、ほんのり甘くて素朴な餡がぎっしり詰まっています。

さらに、チョコレートやパイナップル、チーズなど、現代的なフレーバーも揃っていて、お土産にも自分用にもぴったり。

お土産:BAKPIA tugu jogja

先ほど紹介した伝統的な焼き皮のバクピアとはまた違ったタイプの、しっとりとした皮が特徴のバクピアも味わいました。

このバクピアは、周りの皮がまるで「萩の月」(宮城県の銘菓)のようにやわらかく、しっとりふんわりとした食感。

中にはチョコレート、チーズ、カスタードなどのフレーバーが入っていて、優しい甘さで何個でも食べられそう

個包装になっているのもインドネシアでは珍しく、嬉しいポイント!

冷やして食べても美味しかったです。

ジョグジャカルタではこういった新感覚のバクピアを出すお店も増えていて、伝統と現代の味の融合を楽しめます。

食べ比べするのもおすすめですよ!

ジョグジャカルタ市街の交通手段

Beca(ベチャ)

ベチャとは、インドネシア各地で見られる三輪の人力車のことで、

特にジョグジャカルタでは今でも日常的に使われている伝統的な交通手段の一つです。

ゆっくり進んで屋根もあるので、観光客にとっても、街並み観光にぴったりの移動手段です。

料金は基本は交渉制です。距離と交渉力次第で変動します。

「ベチャに乗ること自体が観光体験」とされるほど、ジョグジャ観光の名物になっているのでおすすめです!

ジョグジャカルタは、歴史と日常が美しく交差する街。

その価値は、実際に訪れてこそ実感することができるはずです。

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